留学生向け就職ガイダンスを開催
教育推進機構学生支援部門では、日本での就職に関心のある留学生を対象とした「留学生向け就職ガイダンス」を2025年10月22日(水)に開催しました。本ガイダンスは、日本での就職を希望する留学生が、日本の就職活動の特徴や準備の進め方を理解し、自身のキャリア形成に向けた第一歩を踏み出すことを目的としています。当日は、OU-SPRING生2名を含む、博士前期課程・博士後期課程の留学生6名が参加しました。
ガイダンスでは、教育推進機構の町田尚史准教授および宇塚万里子教授が講師を務めました。町田准教授からは、日本就職を目指す上で大切な3つのポイントとして「在学中から活動を始める」「インターンシップに参加する」「応募企業・機関を自らの力で探す」が挙げられ、それぞれについて具体的な解説がありました。また、自身の興味・能力・価値観を整理し、それに適した企業・職種を選ぶ重要性が強調されました。宇塚教授からは、日本で働く上で文化や慣習への理解が欠かせないことが述べられ、学生たちに向けて温かいエールが送られました。
質疑応答では、9月卒業の場合の就職活動の開始時期や、筆記試験・面接試験の内容に関する質問などが多く寄せられ、参加者の高い関心と積極的な姿勢がうかがえました。
事後アンケートでは、「説明がとてもわかりやすく役に立ちました」「日本語能力を向上させて就職活動を頑張りたい」といった前向きな感想が寄せられ、日本就職に対する理解と意欲の向上につながる有意義な機会となりました。

