日本語を母国語とする学生向け第2回トランスファラブルスキルセミナーの開催
2025年9月13日(土)に日本語を母国語とする学生を対象として、第2回トランスファラブルスキルセミナーをオンライン開催し、OU-SPRING受給者のうち28名が参加しました。今回のセミナーでは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の鈴木博美様に講師として登壇いただきました。
セミナーでは冒頭、本学教育推進機構の町田准教授より、博士人材がトランスファラブルスキルを学ぶ意味や、世界的なベストセラー「7つの習慣」とトランスファラブルスキルの相関関係について説明がありました。その後、鈴木講師より、第1の習慣「主体的である」、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」、第3の習慣「最優先事項を優先する」の考え方や実践方法について、レクチャーがありました。また、セミナー中には多くのワークショップや意見交換も行われ、参加者は意欲的に取り組んでいました。
事後アンケートでは、「主体性を持つことや、終わりを思い描くことから始めるという考え方は、自分の研究やキャリアの方向性を見直すうえで大きなヒントになった」、「重要であるが緊急でないことに充てる時間をいかに作り出すか、の重要性を改めて強く実感した」などの意見があり、日々の研究活動や、日常生活におけるコミュニケーションにも活かせるスキルを学ぶ良い機会となりました。